2011年06月11日

導かれる <アヤワスカ1日目> A

5月25日

・・・@からのつづき

P1100735.JPG

荷物も預け、気分も落ち着いたので、相棒と村を散策しにいく。

町は川沿いのジャングル。カンボジアでボランティアしていたトロペアントムという村と雰囲気が非常に似ている。まるで東南アジアに飛んで来たような。

村の道は全て泥。不思議な事に石は小石でさえ一個も落ちていない。

目が覚めるような快晴の道路を相棒と話しながら宛てもなくプラプラすること1時間ほど。スイピーノという、これまたアヤワスカを体験することのできる施設にやってきた。入り口にいた人にことわって中に入って行くと面白い絵がかかれた家が見えてくる。

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以前にBBCによるアヤワスカのドキュメンタリー番組を見たのだが、その番組で出て来たような絵。アヤワスカのビジョンだ。

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独特な色使いの幾何学模様と、そこに大きく描かれた鳥や蛇、そして大きな目。

スピリチュアルな世界を思い起こさずにはいられない。

そんな村を後にし、我がシャーマンの家に戻る。そして7時過ぎに最初ここに来た時に神妙な顔をして座っていた旅行者の男女と相棒の4人で夕食。

なんとこれがコッペパン一人一個。

以前にも書いたが、アヤワスカを経験すると強い吐き気を催すため、色々な食事制限があるのだ。この食事はつまり、今晩セレモニーが行われるということ。

今日セレモニーがあるとは思ってもいなかった我々。どうしても不安を隠す事ができない。皆神妙な顔つきでコッペパンを少しずつかじる。

そして9時半。


☆注意☆
ここからは私が見たアヤワスカビジョンです。アヤワスカを体験したいと思っている人には、余計なイメージになり得るので、読まない方が良いかもしれません。それ以外の方、関係ねーという方は是非!



セレモニー開始。

自然の木を中央に柱とし、八角形くらいの形をしたセレモニー会場に入る。等間隔にマットレスと洗面器が配置され、各々マットレスの上に座り込む。

しばらくすると「プラントの水だ」とすーーーっとするローションのようなものを手と頭にかけられ、その後一人ずつ順番にグラスに真っ黒な液体を注がれ、それを飲むように促される。

まずいという話はたくさん聞いていたので、覚悟はしていたのだが、これは想像するだけで鳥肌が立つような味だ。喫煙者や周りに喫煙者がいる人間なら分かると思うが、灰皿代わりにされていた空き缶の、吸い殻の入った水を間違って飲んでしまったような感じ。塩辛さのない醤油のような感じもした。まぁ、なんせまずい。一生忘れられそうもない。

全員がアヤワスカを飲むと電気が消され、さらに10分程でシャーマンによる歌(イカロ)が始まる。

気持ちの良い歌だ。

表現はできない。

しばらくすると吐き気を催すが、「もったいない」という訳の分からない精神でなんとか堪えて歌に身を任せる。そうこうしていると暗闇の隣からものすごい勢いで吐きまくって苦渋の声をあげているのが聞こえてくる。

その声に不安になり、我に返る。

さらにしばらくすると、皆(旅行者たち)が最初は小声、そのうち足をダンダン鳴らしながら大声でシャーマンのイカロに合わせて歌い出す。

なんとか自分もその域に行きたいと集中して内面の世界に入ろうとするのだが、そうこうしてるうちに私の相棒がポツリと「だめだ」とつぶやくのが聞こえた。

これを皮切りに相棒は「絶対ダメだ!」「やめろ!」と叫び出した。

何かと戦っているようだ。

しかしそれがしばらく続き、日本語が分からないシャーマンやその弟子達が「アヤワスカにリスペクトを」と、私に彼をなだめるように言って来た。

不思議なのが彼に話しかけると、彼は必ず応答するのだ。

別の世界とこちらの世界の狭間にいる感じなのか。

そんな彼が落ち着いた頃、気がつけばセレモニーホールにはジャングルの音しか聞こえない、静寂と暗闇の世界へと変わっていた。

恐らく午前2時くらいだろう。

シャーマンの元へ向かい、2杯目のアヤワスカをお願いする。

2杯目で吐き気を抑えられなかった。

胃の中の全てを洗面器に吐き出し、静寂の中に自分の嗚咽が響くのを聞く。

胃は落ち着いたのだが、今度は涙が止まらない。

すると目の前に大きな木が現れる。

その木には無数の小さな優しい光。

その木に見とれているとシャーマン達によるイカロが再開。そして今度はアヤワスカの幾何学模様が視界全体に伸びたり縮んだりしながら見えてくる。

そこに大きな紫色の蛇が2匹、左右からやってくる。

次第にその蛇は大きな弧を描き、ひいてはその弧が目に変わる。

目が自分にどんどん近づいてきた後は覚えていない。

気がついたら朝だった。

朝日は無性に美しく、体はなぜかとても活力に溢れている。

朝日を見ているだけで目が潤むのが分かる。

しかし、昨日見た物はなんだったんだろうか。

完全に村を散策していた時に見たアヤワスカビジョンの絵と同じだった。

絵を見たことが良くなかったのだろうか。

確かに美しい絵ではあったが、自分のビジョンが見たい。

「物質や感情の世界と同じようにスピリットの世界にも型にはまった道が存在する。−−−中略−−− お前は自分だけのシンボルや夢や理解を見つけなければいけない。スピリットの世界で型にはまるということは、ほかの人が歩んだ道を進むことであり、それでは何も得ることはない。」

「ヴィジョン」著者トム・ブラウン・ジュニアより




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posted by 21discover at 21:00 | Comment(0) | TrackBack(0) | Discover ペルー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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