メキシコへのリターンチケットも2日後に迫った本日。今日はとにかく色々あった。
水着姿の我々が、タクシーでハバナ市内の宿に辿りについたのは夜10時過ぎ。昼にアイスクリームを食べただけで、何も食べてなかったので、腹もぺこぺこ。のども乾いた。疲れのせいか、とりあえずテンションもおかしい。
では、この状態に至った経緯を話したい。
今日は朝からとりあえずビーチに行こうと、バスに乗ってプラヤ・デル・エステを目指した。30分程で辿り着いた先は白い砂浜とコバルトブルーの海。
観光客で溢れかえるビーチは完全なリゾート地。
バスで20時間かけて行ったバラコアの海とは比べ物にならない綺麗さ(苦笑)
まぁバラコアは田舎的な魅力があるから良いのだが、「なんだかもっと早くハバナ近郊のビーチを見ときゃ良かったな」なんて相方と話しながら海でシュノーケリングをしたり、ビーチで寝そべったりしてのんびり。
ここまでは非常に良かったのだが、ここで事件は起こった。
海を見ながらビーチをぼんやりと見てたのだが、気がついたら自分の真後ろに置いていたバッグがなくなっていたのだ。
・・・置き引きです(苦笑
中に入れてたのは私のTシャツ、ちょっとだけお金の入った財布、相方のパレオ、宿の鍵、そしてキューバ旅行全ての写真データを含むデジカメ一個・・・
痛い・・・痛過ぎる・・・
旅行をしていると、パソコンやカメラを盗まれたり、壊したりしている人は結構多い。ついていない人だと「数ヶ月の間にカメラを3個盗まれた!」なんて人もいた。そんな人たちがみんな口を揃えて言うのが「カメラはどうでも良いから、データだけは返して欲しい・・・」。
ガタ落ちのテンションの彼らの声を度々聞いて来たにも関わらず、データバックアップをマメに取っていなかった・・・
盗まれたと気付いて、気が動転してしまいオロオロしていると、「黒い水着を履いた男が盗って、あっちの方に歩いて行ったぜ」と後ろにいたキューバ人カップルが話しかけてくる。
今考えてみるとこいつらが一番怪しいのかもしれないが、その時はそんなことを考える余裕もなく、とりあえず言われるがままビーチをひたすらウロウロ。
見つかるはずもないんですけどね(笑)
そして、とりあえずビーチのライフガード的な人に話をしに行くと、「警察を呼んでやる」と言われる。
ここで第二のハプニング。
ボリビアで知り合い、その後エクアドルで再会。エクアドルからコロンビアにかけてしばらく行動を共にしていた友人リョーマが目の前にいるのだ。
完全な偶然の再会。
しかしながら二言三言交わした所で、警察が到着し「事情聴取と調書作成のため署までの同行を願う」的なことを言われる。
運命的な再会だったのだが、ろくに話もできず、パトカーの後部座席に乗せられ車で30分ほどの所にある警察署へ。
パトカー初乗車inキューバ。
パトカーの後部座席ってドアノブがないんですよ。
まぁ良いです。警察署ではながーいこと待たされた。調書作成は、パソコンとかコピー機とかなく、手書き&タイプライターだったのでこれまた時間がかかる。水着姿で取り調べを受けてると、何だか辱めを受けてる気持ちにもなる。調書作成の途中で、現場確認と称し再びビーチに戻り、確認した後にまた署に戻るというキメの細かい調査(苦笑
まぁでもみなさん非常にフレンドリーな対応で、経験としては面白かった。
夜8時頃、ようやく帰って良いよと言われる。
お金を一銭も持っていない。水着姿。持ち物はビーチボール一個。
こんな我々をほっておくはずがないと思っていたのだが、結局「タクシーを呼んでやろうか?」程度の優しさしか見せてくれなかった。
タクシーを待ち続け、その後値段交渉。そしてようやく帰路につく。
家についても鍵がないので、宿の扉の前でノックし続ける。すると同じ建物に住むおばちゃんが宿のおばちゃんを電話で呼び出してくれ、鍵を開けてもらい、ようやく長い一日が終わる。
夜10時。
長くなりましたが、本日の教訓。
盗難保険に入ってないのに、警察に盗難証明書をお願いするのは意味がない。
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