2012年05月01日

サガシモノはデジカメです。

8月21日

メキシコへのリターンチケットも2日後に迫った本日。今日はとにかく色々あった。

水着姿の我々が、タクシーでハバナ市内の宿に辿りについたのは夜10時過ぎ。昼にアイスクリームを食べただけで、何も食べてなかったので、腹もぺこぺこ。のども乾いた。疲れのせいか、とりあえずテンションもおかしい。

では、この状態に至った経緯を話したい。

今日は朝からとりあえずビーチに行こうと、バスに乗ってプラヤ・デル・エステを目指した。30分程で辿り着いた先は白い砂浜とコバルトブルーの海。

観光客で溢れかえるビーチは完全なリゾート地。

バスで20時間かけて行ったバラコアの海とは比べ物にならない綺麗さ(苦笑)

まぁバラコアは田舎的な魅力があるから良いのだが、「なんだかもっと早くハバナ近郊のビーチを見ときゃ良かったな」なんて相方と話しながら海でシュノーケリングをしたり、ビーチで寝そべったりしてのんびり。

ここまでは非常に良かったのだが、ここで事件は起こった。

海を見ながらビーチをぼんやりと見てたのだが、気がついたら自分の真後ろに置いていたバッグがなくなっていたのだ。

・・・置き引きです(苦笑

中に入れてたのは私のTシャツ、ちょっとだけお金の入った財布、相方のパレオ、宿の鍵、そしてキューバ旅行全ての写真データを含むデジカメ一個・・・

痛い・・・痛過ぎる・・・

旅行をしていると、パソコンやカメラを盗まれたり、壊したりしている人は結構多い。ついていない人だと「数ヶ月の間にカメラを3個盗まれた!」なんて人もいた。そんな人たちがみんな口を揃えて言うのが「カメラはどうでも良いから、データだけは返して欲しい・・・」

ガタ落ちのテンションの彼らの声を度々聞いて来たにも関わらず、データバックアップをマメに取っていなかった・・・

盗まれたと気付いて、気が動転してしまいオロオロしていると、「黒い水着を履いた男が盗って、あっちの方に歩いて行ったぜ」と後ろにいたキューバ人カップルが話しかけてくる。

今考えてみるとこいつらが一番怪しいのかもしれないが、その時はそんなことを考える余裕もなく、とりあえず言われるがままビーチをひたすらウロウロ。

見つかるはずもないんですけどね(笑)

そして、とりあえずビーチのライフガード的な人に話をしに行くと、「警察を呼んでやる」と言われる。

ここで第二のハプニング。

ボリビアで知り合い、その後エクアドルで再会。エクアドルからコロンビアにかけてしばらく行動を共にしていた友人リョーマが目の前にいるのだ。

完全な偶然の再会。

しかしながら二言三言交わした所で、警察が到着し「事情聴取と調書作成のため署までの同行を願う」的なことを言われる。

運命的な再会だったのだが、ろくに話もできず、パトカーの後部座席に乗せられ車で30分ほどの所にある警察署へ。

パトカー初乗車inキューバ。

パトカーの後部座席ってドアノブがないんですよ。

まぁ良いです。警察署ではながーいこと待たされた。調書作成は、パソコンとかコピー機とかなく、手書き&タイプライターだったのでこれまた時間がかかる。水着姿で取り調べを受けてると、何だか辱めを受けてる気持ちにもなる。調書作成の途中で、現場確認と称し再びビーチに戻り、確認した後にまた署に戻るというキメの細かい調査(苦笑

まぁでもみなさん非常にフレンドリーな対応で、経験としては面白かった。

夜8時頃、ようやく帰って良いよと言われる。

お金を一銭も持っていない。水着姿。持ち物はビーチボール一個。

こんな我々をほっておくはずがないと思っていたのだが、結局「タクシーを呼んでやろうか?」程度の優しさしか見せてくれなかった。

タクシーを待ち続け、その後値段交渉。そしてようやく帰路につく。

家についても鍵がないので、宿の扉の前でノックし続ける。すると同じ建物に住むおばちゃんが宿のおばちゃんを電話で呼び出してくれ、鍵を開けてもらい、ようやく長い一日が終わる。

夜10時。

長くなりましたが、本日の教訓。

盗難保険に入ってないのに、警察に盗難証明書をお願いするのは意味がない。



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2012年04月30日

安宿、万歳

8月20日

バラコア→ハバナ(夜行バス/所要約20時間)

なが〜いバス移動の末、ようやくハバナに戻って来た。

まずやらないといけないことは、宿探し。

向かったのは、日本人や韓国人に非常に人気の高い、恐らくハバナ市内で最も安い正規宿「カサ・カピトリオ」。ドミの値段は一泊朝食付きで10CUC(約800円)。

高いような、安いようなよく分からない感じの値段ではあるが、ハバナ市内で泊まろうと思うと、通常一人15CUC(約1200円)はかかるので、宿泊代を安くあげたい人にはうってつけなのだ。

結局ここは一杯で、我々はこのカサの女主人の知り合いの家を紹介され、そこに泊まることになった。


特に書く事はないので、今日は私が2年近く泊まり歩いた「安宿」について書きたい。

私が宿を決める基準は安さ。国や町によっても異なるが、アジアだと大体一泊300円〜1,200円程度。南米、中南米だと300円〜1500円。ヨーロッパでも800円〜1500円くらいの所に泊まって来た。

キューバは残念ながらインターネットが使えないから例外になるが、WiFiなどインターネット環境があるかどうかも重要なポイント。面白いことに発展途上と言われてる国の方がネット環境が整っていることが多い。どんな安宿でも無料WiFiがついてるのだ。この点に限って言えば、日本ってなんだか不親切って思う。一時帰国した時に感じたのだが、スタバでさえWiFiの利用にお金を取ったりする。マクドなんかもフリーWiFiを設置しているものの、それは携帯端末に限定したもの。ネットをしたいが為に入ったマクドでWiFiに接続しようとしたら、ソフトバンク端末でしかアクセスできないとの表示が出たこともあった。

・・・なんという。

色々と理由はあるのだろうが、さすがはガラパゴス日本。まぁみんな携帯を持ってるから問題ないんだろうけど。


すみません、話を「安宿」に戻します。

正直な所、以上の他は特に選択基準はありません。

確かに安宿は汚い場合が多い。シャワーやトイレも共同利用の所が多いし、従業員とか他の宿泊客に物を盗まれたりすることもある。ダニとか南京虫とかにかまれて全身ブツブツになることもある。ドミトリーとかだとプライバシーもない。宿泊客も割かとキャラクターの濃い人・・・いや、変な人が多い。

それでも何が良いかと言うと、「出会い」に尽きる。

宿泊客と従業員の垣根は非常に低い所が多く、友達みたいに接してくれる。これまでの2年間で出会った人の数は数えきれないが、信じられない程多くの魅力的な人たちに出会えた。

全く違う生活環境、経験、興味。

貧乏人のひがみと思われるかもしれないが、「豪華なホテルで豪華な部屋に一人で泊まって、何が面白いねん」って思う。

まぁ、価値観はそれぞれですし、高級ホテルにだって泊まってみたいっていう思いはありますけどね。

でもこの2年間安宿に泊まっていなかったら、全く別の旅になっていたんだろうな。
今の自分もないだろうし、それぞれの国の印象も完全に違ってくると思う。それほど私にとって「安宿」は大切な場所。

例え宝くじで100億円当たったとしても、安宿に泊まり続けたい。

安宿、万歳。



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2012年04月19日

宿のおっちゃんに連れられて

8月18日

さて、バラコア滞在も4日目。毎日のようにビーチに繰り出す我々を見て、昨晩宿のお父さんが「お前ら15CUC(約1,200円)で明日色々連れて行ってやろうか?」と言い出した。いつもニコニコ顔の無口なお父さん。明日ハバナに戻ることにしていたし、せっかくなのでついて行くことにした。

朝9時。

我々が朝ご飯を食べていると、お父さんは嬉しそうに自分のジープの手入れ。

そして、出発。

向かった先はよく分からない。

バラコアから海沿いを南東に1時間半ほど向かった所。

まず、チョコレートを作るおばちゃんの家に連れて行ってくれた。

完全な田舎。

「バラコアのチョコレートは最高だよ」とおばちゃんは無造作に冷凍庫に直置きされてるチョコレートの固まりを出してきた。

正直、お世辞にも美味しいとは言えなかった(苦笑)

ハバナでも色んなガイドブックに載ってる超人気のチョコレート専門店に行ったが、そこもあまり・・・普通に美味しいが、これならチロルチョコの方がよっぽどうまい、なんて思ってしまう。キューバのチョコはあまりお勧めしません。

30分ほどチョコおばさんの家で色々とチョコ作りの行程の話を聞いて、次の目的地へ。

20分ほど未舗装のアップダウンの激しい道を越え、やってきたのは小さな漁村。

気がついたらお父さんの友達のミュージシャンの家で、彼のデモCDを聞いていた。

「良いね〜」と言ってるとヒートアップしたそのおじいちゃんがギターをかき鳴らし出す。

びっくりするほどうまいのだ。

曲はほとんどサルサなのだが、要所要所でフラメンコギターのようなテクニックを使うおじいちゃん。

気がつけば、5人程漁師らしきおっちゃん達がノリノリで集まってくる。


「聞け!」と言わんばかりのギターの音色。

自然と動く足。

そして皆の笑顔。


1時間ほど音楽を楽しみ最後にやってきたのはビーチ。

IMG_1339.JPG

完全なローカルスポットです。

木陰には井戸端会議中のおばちゃん集団。

そこから少し離れた所では男達が酒盛り。

ビーチで「キャッキャッ」と遊ぶ子供たち。


お昼ご飯はローカルの人たちが用意してくれた魚とココナッツミルクを使ったキューバカレー。

わざわざビーチに机とイスを持って来てくれ、ビーチで最高にうまい食事。


金銭的に見れば自分たちより格段に貧しい人たちですが、とても豊かに感じる。

こんな生活も良いね。


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2012年04月16日

Playa Maguana

8月17日

昨日に引き続きビーチへ。

IMG_1333.JPG

本日はバラコアから北東に22kmの所にあるPlaya Maguana(マグアナビーチ)へ。

交通の便が少々悪く、我々はタクシーを利用。

白い砂浜と青い海。

IMG_1334.JPG

ヤシの葉で作られたパラソルの下でのんびり。

土産物売りや食事を売りにくる地元民がちょくちょくいるが、本当にリラックスできる素敵な場所。



柄にもない話だが、夜はバラコアにある、ロンプラにも紹介されているレストラン「Paladar El Colonial」へ。

バラコアの伝統的なココナッツミルクソースで煮込んだ魚介は感動もの。

SANY0127.JPG

私はタコ(pulpa)、相方はカジキマグロ(pez espada)を頼んだのだが、どちらもこの上なく絶品。

ここは本当に間違いない。

アボカドとトマトのサラダ、赤飯みたいなやつ、パンもついてきてボリュームも満点。

お洒落な店構え、素敵なウェイター、そして最高の食べ物。

「普段ロクなもん食べてないやん!」なんて言われそうだが、とりあえず今の所、私の中でキューバNo.1の食。

ココナッツミルクが苦手だったり、魚介アレルギーでもない限り、来ない意味が分からない。

是非!



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Playa Blanca

8月16日

SANY0101.JPG

海に面した漁村、バラコア。

海に向かって右(南東)の方角に歩いて行く。

すると長さ3km程度のビーチが出てくる。

キューバ人の子供たちが浜辺で遊んでる姿を横目に見ながら、20分ほど歩いていく。

ビーチの砂はそれほど粒子が細かくないので、サンダルは必ず持って行こう。



しばらくすると右手にジャングルの奥に入って行きそうな小道が出てくる。

さらに奥に進んで行くと右手にマッチョな若い男達がサッカーを楽しんでる。

SANY0104.JPG

そして長い桟橋が始まり、小さな田舎の村に入って行く。

家々はヤシの葉で屋根が作られており、なんだか東南アジアの村に舞い込んだ気持ちに。

桟橋を渡り終えると、Playa Blanca(白いビーチ)の表示が出てくる。

ここにDelgadoさんという男性がおり、5CUC(約400円)の寄付金をすれば、村の案内、彼の家訪問、チョコレート作り見学、ちょっとしたハイキングと、洞窟の中にあるプールに連れて行ってくれる。Playa Blancaにだけ行きたければ通行量2CUC(約160円)。

SANY0109.JPG

ワイルドで優しい雰囲気のDelgadoさんについて行けば、きっと楽しいのでお勧め^^b

SANY0115.JPG

少し汗をかいた後に入る、洞窟内の冷たい水のプールは最高!

SANY0120.JPG

洞窟を出てPlaya Blancaへ。

playa blanca.jpg

小さな入り江といった感じのこのビーチでは若いキューバ人の男女がキャッキャッはしゃいでる。

真っ白な砂浜と言う訳ではないが、ゴミもほとんど落ちてない落ち着いた感じ。

Delgadoさんに別れ際にもらったマンゴーを指で皮を剥いてビーチで食べる。

休んでは薄い水色をした海で泳ぐことを繰り返す。



ビーチに行くのにお金を取られるのは少しひっかかるが、落ち着けることは間違いない。ここに辿り着くまでの1時間近くかかる道も飽きないです。

ビーチ自体は感動する程の綺麗さではないが、のほほんとした素敵なビーチなのでバラコアに来たら一度は来てみても良いんじゃないでしょうか?



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